夏のガス代を安くする使い方のコツ|福山市の大目商店が解説
実は夏は、1年でもっともガス代を下げやすい季節です。理由はシンプルで、水道水の温度が高いから。冬は10℃前後の水を40℃まで温める必要がありますが、夏は水道水が25℃前後まで上がるため、同じ40℃のお湯を作るのに必要なガスの量が大幅に少なくて済みます。ここに少しの工夫を加えるだけで、無理なく使用量を減らせます。今回は福山市の大目商店が、今日から実践できる節約のコツを具体的な金額とあわせてご紹介します。
夏がガス代節約のチャンスな理由
給湯器は「水道水を設定温度まで温める」という仕事をしています。つまり、水道水の温度が高ければ高いほど、温めるために必要なガスの量は少なくて済みます。
夏場の水道水は地域によって25℃前後まで上がります。一方、冬場は10℃前後です。同じ40℃に設定していても、夏は15℃分だけ温めればよいのに対し、冬は30℃分温める必要があり、必要なガス量は倍近く変わります。
そして重要なのは、この時期に「温度設定を下げる」という習慣を身につけておくことです。夏に慣れた設定のまま秋を迎えると、その分冬のガス代も抑えられます。
給湯温度の見直しで年間約4,000円
ご家庭の給湯パネルの温度設定を確認してみてください。1年中同じ温度のままになっていませんか。
給湯の設定温度を42℃から40℃に下げるだけで、シャワーのガス代が1日あたり約6.6円安くなります。1年中同じ温度のままにしている場合、季節に合わせて設定を変えるだけで年間約4,000円の節約になるという試算もあります。
(冬場は40〜42℃)
お皿洗いも38〜40℃あれば十分に汚れは落ちます。夏場や油汚れでないものは水でも十分な場合が多いです。急に大きく下げると使いづらいので、1〜2℃ずつ様子を見ながら下げていくのがおすすめです。
お風呂・シャワーでの節約術
ガス使用量の大部分を占めるのがお風呂です。ここを見直すのが最も効果的です。
湯船の湯量を20L減らす
一般的な浴槽は200Lほどのお湯をためられますが、これを180Lに減らすだけで、1回のお湯張りで約12円の節約になります。毎日入るご家庭なら年間で約4,000円の差になります。給湯パネルの「ふろ湯量」ボタンで簡単に設定できます。
お風呂の設定温度を2℃下げる
お風呂の設定温度を42℃から40℃に変更すると、1回あたり約6〜8円の節約になります。毎晩お風呂に入るご家庭では月に約240円、年間では約3,000円の節約です。夏場は40℃でも十分に温まります。
シャワーをこまめに止める
体を洗っている間、髪にシャンプーをつけている間、シャワーを出しっぱなしにしていませんか。こまめに止めるだけで、月・年単位で見ると大きな金額になります。止水ボタン付きのシャワーヘッドに交換すると、意識せずに実践しやすくなります。
家族が続けて入浴する
間隔を空けて入浴すると、その分だけ追い焚きが必要になります。追い焚きの回数を減らすことは、そのままガス使用量の削減につながります。時間を合わせて続けて入るだけで効果があります。
キッチン・洗面所での工夫
調理でのガス使用は、使い方で大きく変わることは少ないですが、いくつか効果的なポイントがあります。
まず鍋底からはみ出す火は無駄です。炎が鍋の底からはみ出していても、加熱の効率は上がりません。むしろガスを無駄に使っているだけなので、鍋のサイズに合わせた火加減にしましょう。
鍋やヤカンの底の水滴を拭くことも効果があります。濡れた状態で火にかけると、水分を蒸発させるために余計なガスを使います。
洗面所ではお湯を使わないという選択も夏なら現実的です。手洗いや歯磨きは、夏場であれば水でも不快ではありません。給湯器は蛇口をひねった瞬間から着火するので、「少しだけお湯を出す」が積み重なると意外な量になります。
やりがちな逆効果のNG節約
良かれと思ってやっていることが、実は逆効果になっているケースがあります。
⚠ 実は逆効果かもしれない節約
❌ 「節約のためにお風呂はシャワーだけ」
シャワーは約18分間使うと湯船1杯分の湯量になります。ご家族の人数が多い場合、全員がシャワーを使うと湯船にためるより使用量が増えてしまうことがあります。3人以上のご家庭では、湯船にためて続けて入る方が節約になるケースが多いです。
❌ 「節水シャワーヘッドをつけたのに減らない」
水量が減ることで「お湯がぬるい」と感じ、給湯温度を上げたりシャワー時間が長くなったりすると逆効果になります。商品選びと、つけた後の使い方が重要です。
❌ 「給湯器の電源をこまめに切る」
給湯器の待機電力はごくわずかです。頻繁にオンオフしても大きな節約にはならず、むしろ機器への負担になる場合があります。長期不在時以外は通常通りで問題ありません。
使い方以外でガス代を下げる方法
使い方の工夫には限界があります。それ以上に効果が大きいのが、次の2つです。
給湯器を省エネタイプに交換する
10年以上前の給湯器を使っている場合、エコジョーズやエコキュートなどの高効率給湯器に交換することで、使い方を変えずにガス使用量を減らせます。現在は国の補助金制度も利用できるため、交換のタイミングとしては良い時期です。詳しくは給湯器補助金まとめ2026年版をご覧ください。
ガス料金そのものを見直す
プロパンガスは自由料金制のため、業者や契約によって単価が異なります。長年一度も料金の見直しをしていない場合、現在の単価が適正かどうか一度確認してみる価値があります。
大目商店では、福山市内のお客様に対して適正な料金でプロパンガスをご提供することを大切にしています。検針票をお持ちいただければ、現在の使用量と単価について一緒に確認させていただきます。「うちのガス代は高いのだろうか」と気になっている方は、お気軽にご相談ください。
今日からできる夏のガス代節約チェック
- 給湯温度を38〜40℃に設定した
- お風呂の湯量を20L減らした
- 家族が続けて入浴するようにした
- シャワーをこまめに止めている
- 洗面所では夏は水を使っている
- 鍋底からはみ出す火を使っていない
- 検針票で使用量と単価を確認した
※記載の金額は一般的な試算に基づく目安です。ご家庭の使用状況・契約単価・水道水温により実際の節約額は異なります。
ガス料金や給湯器のご相談は大目商店までお気軽にどうぞ。
赤坂SS(ガス部):084-951-2334
山手SS:084-951-7666
曙東SS:084-953-5577
よくある質問
- Q. 夏なのにガス代が思ったより高いのはなぜですか?
- A. 夏は水道水温が高いため使用量は減るはずですが、シャワーの回数が増える・エアコン後に熱いお湯を使うなどで結果的に使用量が変わらないケースがあります。検針票で前年同月と比較してみると原因が見えやすくなります。極端に増えている場合は給湯器の不具合や漏れの可能性もあるためご相談ください。
- Q. 給湯温度を下げすぎるとよくないことはありますか?
- A. 38℃以下に設定すると、季節や体調によっては物足りなく感じることがあります。また、極端に低い温度で長時間お湯をためたままにすると衛生面の懸念もあります。無理のない範囲で1〜2℃ずつ調整するのがおすすめです。
- Q. 追い焚きと足し湯はどちらが安いですか?
- A. 一般的には追い焚きの方が経済的とされています。足し湯は新しく水を温めるのに対し、追い焚きはすでに温まっているお湯をさらに温めるためです。ただし湯量が大きく減っている場合は足し湯が必要になります。
- Q. 検針票の見方がわかりません。
- A. 検針票には「使用量(㎥)」と「請求金額」が記載されています。請求金額を使用量で割ると、おおよその1㎥あたりの単価がわかります。詳しく確認したい場合は検針票をお持ちいただければ大目商店で一緒に確認いたします。