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法定12ヶ月点検とは?車検との違いと受けるべき理由|福山市の大目商店が解説

公開日:2026年7月14日 / 執筆:大目商店

「車検を受けていれば12ヶ月点検は不要では?」——大目商店でもよく聞くご質問です。答えはノーで、12ヶ月点検と車検はまったく別のものです。実は法律上、半数以上のドライバーが12ヶ月点検を受けていないというデータもあります。罰則がないため見落とされがちですが、車検だけでは見つからない不具合を早期に発見する重要な役割があります。この記事では、12ヶ月点検の内容・費用・車検との違いをわかりやすく整理します。

この記事でわかること
  1. 法定12ヶ月点検とは何か
  2. 車検との決定的な違い
  3. 29項目の点検内容
  4. 受けなかったときのリスク
  5. 費用の目安と時間
  6. いつ・どこで受けるべきか
  7. よくある質問

法定12ヶ月点検とは何か

法定12ヶ月点検(1年点検)は、道路運送車両法第48条に基づき、すべての自家用乗用車・軽自動車のオーナーに義務づけられた定期点検です。新車購入後1年目から、毎年1回受ける必要があります。

車検(24ヶ月点検)は2年ごとに受けますが、その間の1年目にあたるのが12ヶ月点検です。つまり新車なら1年目・3年目・5年目・7年目…と、車検の中間年に必ず挟まる形になります。

📋 自家用乗用車のスケジュールイメージ

新車登録 → 1年目:12ヶ月点検 → 3年目:車検(24ヶ月点検) → 4年目:12ヶ月点検 → 5年目:車検 → 以後くりかえし

車検との決定的な違い

ひとことで言えば、車検は「公道を走る許可を得る検査」、12ヶ月点検は「故障を未然に防ぐ健康診断」です。

項目12ヶ月点検車検(24ヶ月点検)
目的故障・不具合の早期発見・予防保安基準への適合を国が確認
頻度1年ごと2年ごと(初回3年)
受けないと罰則なし(ただし義務)公道走行禁止・罰則あり
合否判定なし(点検・整備のみ)合格しなければ車検証が発行されない
点検項目29項目57項目(12ヶ月の内容を含む)

車検はその瞬間に保安基準を満たしているかどうかを見るものです。たとえばブレーキパッドが「車検時点では基準内」でも、翌月に急激に摩耗して危険な状態になる可能性があります。そこをチェックするのが12ヶ月点検の役割です。

「車検を通ったから安心」は半分だけ正解です
車検は通過時点での安全確認です。その後2年間の安全を保証するものではありません。車検と車検の間に12ヶ月点検を挟むことで、はじめて継続的な安全が担保されます。

12ヶ月点検の29項目とは

自家用乗用車・軽自動車の12ヶ月点検では、国が定めた29項目を整備士がひとつひとつ確認します。主な内容は次の通りです。

ブレーキ・ステアリング系

ブレーキペダルの遊びと効き具合、ブレーキホース・パイプの損傷・漏れ、ブレーキパッドの残量、パワーステアリングのベルトの状態など。日常では気づきにくい摩耗を数値で確認します。

エンジン・駆動系

エンジンオイルの量と汚れ、冷却水の量、ファンベルトの張り・損傷、燃料漏れの有無など。エンジンルーム内の不具合はボンネットを開けないと気づかないものが多いです。

足回り・タイヤ

タイヤの空気圧・溝の深さ・損傷、ホイールナットの緩み、サスペンションの状態など。夏の高速走行やコーナリング時の安全に直結する部分です。

灯火類・電装品

ヘッドライト・ブレーキランプ・ウインカーの点灯確認、ホーンの作動確認など。球切れは自分では気づかないことが多く、点検で発見されるケースが少なくありません。

受けなかったときのリスク

法定12ヶ月点検には罰則がありません。そのため「受けなくても特に問題ない」と思われがちですが、受けないことにはいくつかのリスクがあります。

まず、小さな不具合が大きな故障に育つリスクがあります。12ヶ月点検で早めに発見できた部品の摩耗を放置すると、最終的に走行中の突然の故障につながる可能性があります。修理費も初期に対処した場合より大幅に高くなることがあります。

次に、万が一の事故時の責任問題です。法定点検を怠っていたことが事故の一因と認められた場合、賠償責任に影響する可能性が指摘されています。

また、売却時の査定に響くことがあります。点検整備記録簿(メンテナンスノート)にきちんと記録が残っている車は、中古車市場での評価が高くなる傾向があります。

費用の目安と所要時間

依頼先費用の目安所要時間の目安
ガソリンスタンド・整備工場(大目商店など)10,000〜15,000円程度60〜90分程度
ディーラー15,000〜25,000円程度2〜3時間程度

※部品交換が発生した場合は別途費用が加算されます。費用は車種・状態によって変わります。

大目商店では事前予約制で12ヶ月点検を承っています。お時間の都合に合わせてご予約いただけますので、お気軽にご相談ください。

いつ・どこで受けるべきか

12ヶ月点検の時期は、フロントガラスの左上に貼ってある丸いステッカー(定期点検整備ステッカー)で確認できます。中央の数字が次回の点検年、周囲の数字が月を示しています。

受ける時期に厳密な期日はありませんが、ステッカーの月の前後1ヶ月を目安に予約するのがおすすめです。忘れていたと気づいた場合も、できるだけ早めに受けるようにしましょう。

こんな場合は今すぐ12ヶ月点検を

※本記事の内容は2026年7月時点の情報をもとに作成しています。法令の詳細は国土交通省のウェブサイトでご確認ください。

12ヶ月点検のご予約・お問い合わせは大目商店へお気軽にどうぞ。

赤坂SS:084-951-2334
山手SS:084-951-7666
曙東SS:084-953-5577

よくある質問

Q. 車検と12ヶ月点検を同じタイミングで受けることはできますか?
A. 受けることは可能ですが、車検年は24ヶ月点検(57項目)を実施するため、12ヶ月点検(29項目)は車検年の翌年に別途受けるのが正しいスケジュールです。大目商店では次回の12ヶ月点検の時期もお伝えしていますのでご安心ください。
Q. 12ヶ月点検のステッカーが剥がれてしまって時期がわかりません。
A. 点検整備記録簿(車のメンテナンスノート)に前回の点検日が記録されています。記録簿が手元にない場合は、ご購入のディーラーや整備工場に問い合わせるか、大目商店にご相談ください。
Q. 12ヶ月点検を受けると必ず部品を交換されますか?
A. 交換は不具合や摩耗が確認された場合のみです。問題がなければ点検料金のみで完了します。大目商店では点検結果をお伝えしたうえで、交換が必要な場合はご説明してからご判断いただきます。
Q. 新車を購入してから1年半経ちます。今から受けられますか?
A. 受けられます。時期が多少過ぎていても点検を断ることはありません。気づいたタイミングでお早めにご予約ください。